猫とフィラリア

気温も次第に高くなり、夏の訪れを感じるようになりました。

夏といえばフィラリア症ですが、皆さんフィラリア予防されていますか?

意外と知らないフィラリア感染について2回にわけてお話したいと思います。 


今回は猫のフィラリア感染についてです。


フィラリアとは蚊に血を吸われることによって感染する寄生虫のことです。

気温が高くなり、蚊が活動を始めると感染する可能性がでてきます。


犬を飼っている方は冬が終わり毎年暖かくなるにつれ「そろそろフィラリアの時期か。」と思う方も多いと思います。

フィラリアといえば犬の病気と思う方も多いと思いますが、実はフィラリアが感染するのは犬だけではありません‼


実はフィラリアは猫にも感染するのです!


「室内だけで飼っているから大丈夫」と思っていても、ふとした時に部屋の中で蚊が飛んでいるのは夏ではよくあることですよね。

その部屋を飛んでいる蚊に猫が血を吸われ、フィラリアに感染してしまうこともあるのです。 


猫で感染した場合には症状として咳や嘔吐、呼吸困難、食欲不振などがみられます。

また、症状に気づかずにいると突然死などを招くこともあるそうです。 


犬と違って検査で発見しづらく、フィラリア感染が原因だと気づかないままになることもあります。 

フィラリアは意外にも身近に存在し決して他人事ではありません。

犬以外にも感染し、猫の場合検査での診断も難しい寄生虫です。

犬と同じように蚊が出てくる時期に毎月予防することでフィラリアを予防することができます。

(詳しくは獣医師にご相談ください。) 


毎月しっかり予防し、猫ちゃんの健康を守りましょう‼


次回もフィラリアについてお話しします。


はな動物病院 重松


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